尊敬を勝ち取れ!後輩に意見を伝えるときの3つのポイント

会社での経験年数が長くなってくるにつれて、後輩に対して教える立場、相談を受ける立場になることが増えてくると思います。そんな時にはやはり、先輩らしく頼もしい姿を見せたいもの。とはいえこれがなかなか難関です。

普段自分が当たり前にこなしている仕事でも、改めて人に教えようと思うと意外とうまくいかなかったりすることもままあるでしょう。また、自分なりに精いっぱい意見を伝えたつもりでも、思ったようには伝わらないこともあるかもしれません。

社会人としてある程度の経験を積んでいれば、誰だってそれなりに自分の仕事のやり方や考え方というのはできてくるものです。だからこそ、それを『どう伝えるか』というのが非常に重要になってきます。

後輩から頼れる先輩・自分の意見をしっかり持っている先輩として尊敬を勝ち取ることができるかどうか、それは伝え方1つにかかっているといっても過言ではないでしょう。そこでここでは、後輩に自分の意見を上手に伝えるために必要なテクニックについて、ポイントを3つに絞ってまとめてみました。

まず1つ目のポイントは、『上から目線』にならないことです。社会人としては自分の方が経験もあり、教える側と教えられる側という関係性ができているという意識が、ついつい口調や態度に出てしまうことはありませんか?自分自身に置き換えて考えてみるとわかると思うのですが、こうした態度は非常に反抗心を呼び起こすものです。どんなに正しいことを言っていたとしても、上から目線だというだけで相手の聞く耳を奪ってしまうものだと心得ておきましょう。

2つ目は、相手を全否定しないことです。先輩として、後輩の意見や仕事のやり方が間違っているとすれば、それは正さなければならないという義務感にかられるものです。それ自体はなんら悪いことではありません。しかしその際に頭ごなしに『それは間違いだ』と言ってしまうのはNGです。後輩にも自分なりに考えがあり、そのやり方や意見を選んだのです。まずはそれを尊重し、いったん受け止めてあげてください。そのうえであなたの意見なりやり方を伝えることで、相手も格段に聞き入れやすくなります。

最後の1つは『常識』『当たり前』などといった、自分の意見を絶対的に正しいものとするワードを避けることです。仕事を教えたり、あるいは仕事上のマナーやルールを伝えるうえで、こうしたキーワードを使ってしまいがちです。しかし、こうして話を一般論化すると、とたんにそれはあなたの意見ではなくなってしまいます。これではせっかくあなたを頼った後輩としても言われたことを受け入れにくく、また、心にも残らないことになってしまうでしょう。自分の意見はあくまで自分のものとして伝えるように心がけるのが大切です。

以上の3つに共通して言えることは、たとえ後輩であっても相手を1人の人間として尊重する気持ちを持つべきであるということです。先輩・後輩という関係にとらわれすぎず、フラットに仕事仲間としての人間関係を構築することができれば、自然と後輩からの尊敬を集める先輩になることができるでしょう。