察してちゃんは卒業!夫・妻に自分の気持ちを上手に伝えるには?

恋人としてある程度の期間付き合い、お互いをよく理解しあって結婚したつもりだったのに、いざ一緒に暮らしてみるとちょっとした不満や戸惑いが次々と…こんなことってよくありますよね。育った環境も価値観も全く異なる2人が一緒になって1つの家族を作っていくのですから、その過程でそうした齟齬が出てきてしまうのはある意味当たり前のこととも言えます。

ただ、こうしたお互いの考え方・価値観の違いに起因するささやかな不満や願望というのは、なんとなく伝えにくいものでもありますよね。相手を嫌な気持ちにさせたり、怒らせてしまうことを恐れて、言えずにいる人も少なくないのではないでしょうか?

もちろん、そうしたどちらかの小さな我慢や妥協で家庭が円満にいくならば全く問題はありません。しかし時には、どうしても耐えられないこと、伝えずにはいられないこともあるでしょう。そんな時、うっかり伝え方を間違えると、危惧しているような家庭にヒビが入る原因になりかねません。

夫や妻に嫌な思いをさせたり、傷つけることなく自分の意見を伝えるためには、やはりある程度の気遣いやテクニックが必要です。ここではそんな配偶者に自分の意見を上手に伝えるうえでの心構えについてご紹介しましょう。

もっとも重要なこととして意識するようにしてほしいのは、『相手に伝える前に自分の中でよく考えること』です。例えば『夫がいつも連絡もなしに飲みに行ってしまう』という不満があったとします。そこで『連絡くらいしてよ!』、『なんて勝手に飲みに行っちゃうの!?』とすぐに相手に直接ぶつけてしまうと、喧嘩の火種にもなりかねません。また、それで相手から謝罪を引き出したとしても、すっきり解決とはならない可能性が高いでしょう。

まずは自分自身でその不満をいったん消化してください。なぜ連絡なしに飲みに行かれるのが嫌なのか、どうすれば不満が解消されるのか…考えてみましょう。すると『2人の時間が軽視されているようでさみしかった』、『せっかく作った夕食が無駄になって悲しかった』などというように、不満の根本が見えてくるはずです。

そうして不満を感じる原因がわかれば、相手にもあなたの気持ちがぐっと伝わりやすくなります。不満をあらわにして一方的に責めるのではなく、『○○だから、こうしてほしい(しないでほしい)』という根拠のあるお願いの形にすることで、相手もすんなりと受け入れることができます。また、妥協点を探ったり今後の対策を考えたりといった問題解決への糸口を見つけることもさほど難しくないでしょう。

夫婦間での不満や要望の裏には、たいていの場合、自分でも把握しきれていない感情の動きが隠れているものです。それをきちんと整理せずに、相手に直接ぶつけてわかってもらおうというのは、やはり少なからず無茶というものでしょう。『言わなくてもわかってよ』という察してちゃんは卒業して、お互いに上手に気持ちや意見を伝えあえる素敵な夫婦関係を築いてください。